【最新版】アメリカのコーヒー文化について。今さら聞けないサードウェーブとは。

ブルーボトルコーヒー、アメリカ

コーヒーマイスターのおっくん(@okkun_coffee)です。

2000年代から、日本のコーヒー文化を作ってきたのはアメリカでした。1996年夏に日本にスターバックスが出店し、それ以降日本にいまも続く「カフェブーム」を引き起こしています。

 

さらに2000年代になって、アメリカでサードウェーブ(第三の波)という波が起こります。これはまだ起きたばかり。最近の日本のコーヒー業界ではこの波が広がり続けています。

 

今回はそんなアメリカでコーヒーが飲まれるきっかけとなった事件から、日本でも流行しているサードウェーブについてなど。アメリカのコーヒー文化について解説していきたいと思います。ちなみに、日本の喫茶店でよくある「アメリカン」は実はアメリカにはありません。なんでそんなことになったのかについても、ちょっとだけ解説していきたいと思います。

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アメリカンはアメリカにない? アメリカンとアメリカーノの違いとは

喫茶店に行くと必ずあるメニュー「アメリカン」。これ、日本独自の文化だって知ってましたか?日本ではアメリカンというと、薄めのコーヒーをイメージしますよね?なぜなんでしょうか。

 

これ、実はアメリカのコーヒーの歴史と関係があるんです。

 

アメリカではボストン茶会事件という紅茶の事件から、コーヒーが飲まれるようになります。

ボストン茶会事件とは

ボストン茶会事件で海に茶を投げ捨てられる。以降、コーヒーがアメリカの常用飲料となる

北アメリカには、17世紀後半にコーヒー、ココア、紅茶が伝わりましたが、イギリスの紅茶の飲用習慣をそのまま引き継いで、当時は紅茶の方が普及していました。ところが、イギリスが、コーヒー貿易の競争でオランダやフランスに敗北し、紅茶貿易に切り換えたことにより情勢が変わりました。イギリスは「茶条令」の発布によって輸入紅茶を独占した上で、価格をつりあげ、重い税金をかけたのです。これに怒ったアメリカの人々は、ボストンに停泊していたイギリスの東インド会社の船を襲い、積み込んであった紅茶をすべて海中に投げ捨ててしまいました。これが1773年に起こった「ボストン茶会事件」です。
この事件を機にアメリカはイギリスからの独立の気運を募らせたとともに、紅茶よりもコーヒーを好むようになっていったのです。

ボストン茶会事件

このボストン茶会事件がいまのアメリカのコーヒー文化を作っていく鍵になりました。

そしてこれが「アメリカン」にもつながっていきます。

 

アメリカで流行っていた「薄いコーヒー」。その正体

アメリカでコーヒーが流行った当時、紅茶を輸入することが難しくなってしまい、紅茶の代わりにコーヒーを飲む人がたくさん増えてきました。そこで考えたのが「浅煎り」コーヒー。

 

コーヒーは収穫されてから、焙煎という「焼く」ということをします。たくさん焼くと、深煎り。あまり焼かないのが浅煎りです。浅煎りにすることですっきりと飲みやすく軽い味わいになります。

焙煎

当時のアメリカ人は紅茶に似せるために、軽い味わいのコーヒーが大好きでした。

そしてこのコーヒーが日本に入ってきたとき、アメリカのコーヒーは「薄い」というイメージになります。

 

ですが喫茶店では浅煎りのコーヒーではなく、深煎りのコーヒーをお湯で薄めたアメリカンを提供しています。だから、もう全く別のものになっちゃってるんですよね。本当は浅煎りのコーヒーのはずだったのに、深煎りに半分をお湯を足したものを日本では「アメリカン」としているのです。

アメリカンとアメリカーノの違い

アメリカンをアメリカーノだと勘違いして、スタバやカフェなどで注文する人が多いです。ただ、こちらも全くの別物。

 

アメリカーノはエスプレッソを薄めたコーヒーのことです。ちなみにエスプレッソとはコーヒーを濃縮した液体とのこと。もともと濃縮したコーヒーをお湯で薄めているので、味は普通のコーヒーに近くなります。

 

アメリカーノは薄くもなんともないんです。普通のコーヒーとほとんど同じです。

 

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最近のアメリカコーヒー文化。サードウェーブとは。

ここまで過去のアメリカのコーヒー文化の話をしてきました。これからは最近のアメリカのコーヒー文化の話をしていきたいと思います。

 

みなさんは「サードウェーブ」という言葉、聞いたことありますか?

 

実はこれ、スターバックスが嫌いな人たちが作ってきた文化なんです。

 

サードウェーブの違いは3つ

  1. 高品質のシングルオリジンコーヒー(単一農園)
  2. どこの誰が作ったかまで明確であること(例:ブラジル産▶ブラジル カケンジ農園)
  3. 一杯ずつていねいに抽出

一言で言うと本当においしいコーヒーを、ていねいに一杯ずつ抽出するということですね。

シングルオリジンコーヒーってなに?ってかたはこちら▼

シングルオリジンコーヒー生産者

なぜあなたは『シングルオリジンコーヒー』を選ぶべきなのか?

2019年2月7日

 

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まとめ

アメリカのコーヒー文化について、おわかりいただけたでしょうか。

ちなみにアメリカにはコーヒー4大ロースターというのがあります。

  1. ブルーボトルコーヒー
  2. フォーバレルコーヒー
  3. リチュアルコーヒー
  4. サイトグラスコーヒー

です。こちらのコーヒーショップのレシピについてはほかの記事にまとめてありますので、よかったらご覧ください。

ブルーボトルコーヒー、アメリカ

アメリカ/西海岸・コーヒーロースターのハンドドリップレシピまとめ

2018年5月17日
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