コーヒーマイスターのおっくん(@okkun_coffee)です。
国民の10人に1人がコーヒー関係者と言われるコロンビア。その生産量は世界第3位になっているほど、コーヒー大国だってこと。知ってましたか?
今回はそんなコーヒー大国コロンビアのコーヒーの歴史や特徴についてご紹介していきたいと思います。
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コロンビアとは

Point!
- 正式国名 コロンビア共和国
- 首都 ボゴタ
- 面積 1,138,910㎢
- 人口 4,450万人(2008年)
- 主要言語 スペイン語
- 通貨単位 コロンビアペソ
中央にアンデス山脈があり、地形の高低差の激しい国。標高によって熱帯、亜熱帯、温帯、寒帯などさまざまな気候が見られます。
そのためコーヒー産業がとても活発で、国民の10人に1人がコーヒー関係者と言われています。
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コロンビア産コーヒーの特徴

コロンビアのコーヒーといえば、水洗式(ウォッシュド)コーヒーが世界的に有名です。
ニューヨークの取引所で、「コロンビア・マイルド」と呼ばれているのは大粒でとても品質が高いコロンビアコーヒーの特徴から名づけられました。
風味の特徴としてはコロンビアの中の産地や、焙煎度合いによって全く変わってしまいますが、スターバックスではナッツやチョコレートのようなコロンビアコーヒーが親しまれています。
ちなみにコロンビアでは等級(グレード)は豆の大きさで変わります。
豆が大きいほどコロンビアでは評価の高いコーヒーです。そのためコロンビアのコーヒーは大粒で形がきれいに整ったものが多いですね。
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コロンビアコーヒーの歴史

コロンビアのコーヒーは1730年ごろにキリスト教の教会に植えられたのがはじめと言われています。そこからコーヒーの栽培が広まっていき、1835年に初めてコーヒーが輸出されるようになりました。
現在ではFNC(コロンビア国立コーヒー生産者連合会)指導のもとで、高品質なコーヒーの生産と輸出がされています。
加えてカップオブエクセレンスといって、国内のコーヒー品評会も行われており、そこでも高品質なコーヒーはオークション形式で世界に流通しています。
コロンビアコーヒーの代表、エメラルドマウンテン

エメラルドマウンテン、といえばピンとくる方も多いのではないでしょうか。ジョージア缶コーヒーの定番ですよね。あれも実はコロンビア産のコーヒーなんです。
エメラルドマウンテンとは
コロンビアコーヒー全生産量の中でも、 厳選されたわずか3%未満※の高級豆だけが エメラルドマウンテンとして認定されます。
エメラルドマウンテン豆を、独自の厳しい品質基準のもと認定しているのは、コロンビアコーヒー農家を代表する組織である、FNCという団体です。 宝石のような希少価値を持つ高級豆だけが、コロンビアの至宝エメラルドとアンデス山脈にちなみ、エメラルドマウンテンと呼ばれます。
つまりエメラルドマウンテンという山があるわけではなく、コロンビア全体で採れたコーヒー中から特においしい上位3%をFNCという団体がエメラルドマウンテンと名付けて販売しているということ。
徹底した品質管理のもと、収穫の際は100%手摘みで行われているそう。スペシャルティコーヒーなどの高品質なコーヒーの場合は、そのほとんどが機械化されずに100%手摘みで収穫されてます。おいしいコーヒーは手間暇かかってます。
まとめ
コロンビアコーヒーについて、おわかりいただけたでしょうか。コロンビアと一口にいってもナリーニョやウィラなど採れた場所で全然味は違います。
エメラルドマウンテンだと、コロンビア全体のコーヒーなのである意味ブレンド。ぜひ単一農園の特徴的な美味しいコロンビアを体験してみてほしいなと思います。
ではでは