コーヒーマイスターのおっくん(@okkun_coffee)です。
「浅煎りのコーヒーをいれると、どうしても酸っぱくなってしまう」
「浅煎りのコーヒーを家でも美味しく淹れたい」
なんてお悩みじゃありませんか?
そんなあなたのために、今回は浅煎りのコーヒーもすっぱくならず
お店のようにおいしく淹れるための方法をご紹介します。
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浅煎りコーヒーをおいしく淹れるためのおすすめレシピ

浅煎りのコーヒーを家で飲もうとすると、どうしてもすっぱくなってしまう。
そんなあなたのために、今回は東京の「ONIBUS COFFEE」さんのレシピをご紹介。
ぜひ参考にしてみてください。
必要なモノ
- コーヒー豆 13g
- お湯 225ml
- ケトル
- ドリッパー(HARIO V60)
- ドリップスケール
▼今回使うのはこちらのドリッパー
作り方(レシピ)
- ドリッパーとサーバー(カップでも可)をセットし、お湯をかけて温めておきます。
- コーヒー豆をグラニュー糖くらいに挽く(お店で挽いたものでも可)
- ペーパーフィルターをセットし、粉を入れて平らにならす
- タイマーをスタートさせ、お湯を50g注ぐ
- スプーンで軽く混ぜながら、30秒蒸らす
- 蒸らした後、全体に行きわたるように中心から外側にらせん状にお湯をゆっくりと注ぐ
- 外側まで来たら、今度は内側といったように注ぎ続ける
- 225mlのお湯を2分程度で注ぎ切り、落ち切るのが2分30秒から3分くらいになるようにする
- 落ち切ったら完成。
文章だとむずかしいという方には、こちらの動画も合わせてご覧ください。
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なぜ家で淹れる浅煎りコーヒーがすっぱくなってしまうのか?

コーヒーの味が出る順番は決まっています。
それは「酸味➡甘味➡苦味」の順番です。
なのですっぱいなと感じるときは、コーヒーの味の前半だけしか味が出ていないってことになります。
逆にもっとしっかりと抽出をしてあげれば、甘みの部分を抽出できて
バランスのいいコーヒーを作ることができるんです。
そしてしっかり抽出するためには基本的に3つの方法があります。
- コーヒーの挽き目を細かくする
- 抽出する時間を伸ばす
- 蒸らし中にスプーンでまぜる
要するに、味が出やすくすれば大丈夫。ということなのですが
上の1、2は感覚的にわかりやすいと思います。
細かくしたり、ゆっくり抽出すれば味がしっかりと出やすいですよね。
そのため手軽にこの問題を解消したいという方は
ゆっくり抽出するか、挽き目を細かくすれば簡単に解消できます。
ぜひお試しあれ。
さて、3つ目のスプーンで混ぜるという方法は浅煎りのコーヒーのときにとても有効な方法です。
このあたり、しっかりと解説していきたいと思います。
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なぜ、浅煎りのコーヒーをスプーンで混ぜるとおいしくなるのか?

浅煎りのコーヒーは、焼いていない分コーヒー豆自体にまだ水分がたくさん残っています。
つまり深煎りのコーヒーに比べて重たいんです。
コーヒーを淹れるときに、こんなふうに膨れ上がるのを見たことはありませんか?
これを蒸らしといいます。
コーヒーからガスが一気に出て、味が抽出しやすくなる状態なのですが
浅煎りのコーヒーは重たいので、なかなかこれほど膨らむことはありません。
すると蒸らしがしっかりとできずに、抽出不足のすっぱいコーヒーになってしまうんです。
そこで考えられたのが、蒸らし中にスプーンで混ぜるという方法。
膨らむ深煎りのコーヒーは膨らむことによって中が混ざっています。
その代わりをする、ということになりますね。
まとめ

浅煎りのコーヒーがすっぱくなってしまうというあなた、
これを読んでみていかがでしたでしょうか。
コーヒーがすっぱいなと思ったときは、まずゆっくりと抽出してみるか、コーヒーの挽き目を細かくしてみる。
そこから始めてみるのがおすすめです。
ではでは。